12/1,2は私が所属している日本ライフオーガナイザー協会の、年に一度のカンファレンスでした。
「カンファレンスって何なのよ?」という方は、よければこちらの過去記事を読んでください。
2016年度の高松開催のときに書いた記事です

今回で11回目となるカンファレンス。
このカンファレンスは全国各地で開催されるのが特徴のひとつ。関東では2014年に横浜で開催されましたが、東京での開催は2010年の第2回カンファレンス以来。9年ぶりです。
私は2010年の東京開催から参加していますが、いやーー今年のカンファレンスは参加してよかった!
身近な仲間の活動が評価されました
今回参加してよかったことは何といってもこれです。
おっと、間違えた!!
こっちです。
ライフオーガナイザー仲間、佐藤美香さん(みーさん)が2019年のコントリビューター賞(協会に貢献した人)を受賞。
いやーーーこれはうれしい!
みーさんとはなんだかんだで長いつきあいで、私は活動をやめてしまったのですが、ちょっくら(ちょうどよい暮らしの会)でいっしょに活動していたこともあります。
仕事でも長いつきあいですが、仕事以外のつながりも長く(むしろそっちのほうが濃い)、その一例が上の写真のような、イベントのときに全力で楽しむための仕込みを考える仲間(通称『佐藤商店』)なのです。
ちなみに、この東京タワーの下の方にですね……
エセグッドデザイン賞マーク(笑)
だれも見ていないようなところまで手を抜かないこだわりが、佐藤商店のよさなのです。あ、これは最大のほめ言葉ですよ!
* * *
みーさんとの出会いはかなり昔にさかのぼり、確かみーさんがまだライフオーガナイザーになる前で、私のブログにコメントをくれたのがきっかけだったかと思います。
さっそくみーさんのブログを見にいきました。
ブログを読んでみるとおもしろい。さらに読み進めていくと、お子さんの保育園のイベントかなんかでみーさんがアンパンマンに仮装した写真を発見。
「この人、絶対おもしろい人に違いない!!!」
それがみーさんとの出会いでした(まだ本人に会ってないけど)。
* * *
出会ってからは、みーさんのこだわりをわかりあえるライフオーガナイザー仲間が引き寄せられ、協会のイベントを盛り上げるための小道具を勝手につくる組織(=佐藤商店)ができたというわけです。
そしてそして。
今回のみーさんの受賞をきっと心からよろこんでいるであろう佐藤商店の仲間がもう一人いて、その彼女は佐藤商店の創立メンバーといってもよい存在だったのだけれど。この受賞を知ったら絶対うれしく思っただろうなぁ。
「ようやく時代がみーさんに追いついてきたね。長かったよねぇ(笑)」
みーさんがステージでスポットライトを浴びている姿を見ながら、もし彼女がいたらそんなことをいっしょに話したかもなぁ、なんて。
おっと、みーさんの話だけでこんなに長くなってしまった!
つながるための仕組みがすごかった
今回のカンファレンスのテーマは『Sustainable connections』。「ゆるやかなつながりを持ち続けるために」です。
サステナブルって私けっこう好きな言葉です。私の仕事のスタンスは「めざせ現状維持!」ですから(笑)。続けることって大事です。
つながりを持つための仕組みがコチラ。スタンプラリー(写真右側)です。
このアイデアが本当にすばらしい!!!
開いているページのところに『カンファレンス初参加』という枠がありますが、この枠があるおかげで初参加の人に声をかけやすいし、初参加の人は逆にほかのお題の枠に該当する人に声をかけやすい。
スタンプラリーがあったおかげで、休憩時間は初めて参加した人も古参も関係なくいろんな人に話しかけてて会場内はいい雰囲気。ホントにナイスアイデアでしたね。
関東チャプターのみなさん、準備大変だったと思います……お疲れさまでした!
ビギナーからベテランまでが学べるプログラム
今回のカンファレンスは分科会の数が多いのが特徴のひとつ。ビギナーからベテラン向けまで、いろいろな分科会が用意されていました。
ブログの中でも特にイベントレポには力を注ぎたいタイプの私ですが(笑)すべてを追うことができないので、レポを完璧に書くのは手放すことにします。
私も分科会のひとつを担当しました。
何を手にしながらしゃべっているのかというと、ニトリのおうちスリッポン。
私が担当したのは、片づけ現場に行ったことがない人向けのビギナーズセミナー。写真は片づけ現場に行くときの持ち物を紹介しているところです。
このビギナーズセミナはふだんから協会内で開催されているのですが、開催は認定トレーナーがいる地域に限られているため、認定トレーナーがいない県のライフオーガナイザーはなかなか受けることができません。
そんな地域間格差をなくしたい!と協会が思ったかどうかはわかりませんが、私自身はできるだけ機会は平等に与えられることが大事だと思っているので、協会から分科会講師を依頼されたとき二つ返事でオッケーしました。
今回の参加者の中に以前私が1級を担当した静岡1期のメンバーもいたのですが、もともとは「静岡でビギナーズ開催してほしい」と言われていました。それは実現できず申し訳なかったのだけど、彼女たちがビギナーズを受けることができてよかった!
そうそう、このニトリのおうちスリッポン、ライフオーガナイザー仲間から教えてもらったんですが、けっこうおすすめですよ!
* * *
初日の分科会は講師だったので他の分科会には参加できませんでしたが、2日目の分科会はCLOワークショップに参加しました。
CLOについてはこちらをご参照ください↓
慢性的に片づけられない人に対してどういうサポートをするか、テーマに沿って話し合うワークショップでした。
『慢性的に片づけられない人』向けのアプローチは特殊な現場向けの手法と思われがちですが、実は一般的な(という言葉の選択がいいのかどうかわからないのですが)片付けの現場でも効果的なことが少なくありません。
ライフオーガナイザーって学ぶ機会は多いけれど、ライフオーガナイザー同士で現場について話し合う機会って意外と少ないんです。今回のワークショップではいろいろ意見交換ができ、収穫の多い学びでした。
楽しかった懇親会!
カンファレンスは学びだけでなく、全国のライフオーガナイザーとの交流の場でもあり、プログラムの中に懇親会があります。
懇親会で一緒のテーブルだったメンバー。

懇親会で同じテーブルだったみなさんと
知り合いの多いテーブルで、両隣が大阪のさえたんこと田中佐江子さんと、名古屋のとこちゃんこと内藤さとこさん。ちょうど夏に三島で会ったメンバーでした。同じテーブルに、コントリビューター賞を受賞したみーさんもいたので、盛り上がりましたねぇ。
もうひとつの賞であるシャイニングスター賞(今年一番ライフオーガナイザーとして輝いていた人)にはとこちゃんがノミネートされました(実は私もノミネートしていただきました。投票してくださった方ありがとうございます!)。

シャイニングスター賞ノミネートのメンバー6人(左は高原代表。その隣から私、埼玉のまおちゃん、広島のよーよーさん、名古屋のとこちゃん、千葉のなほちゃん、福岡のちよちゃん。もう一人、今回参加していませんが、札幌のといちゃんもノミネートされました)
そして、その中から今年のシャイニングスター賞を受賞したのは、広島のようようさんこと秋山陽子さん。
ようようさんとは片づけ収納ドットコムでもご一緒させていただいてますが、ようようさんの記事はまず写真がすてき。内容もお人柄が出ていて優しい感じなのです。
→と思ったら、なんと本日12/3の担当がよーよーさんの記事でした!


片づけ収納ドットコムのメンバーでの写真
ようようさん、おめでとうございます!!!
以上、カンファレンス2019レポでした。
最後に、ここまでにUPした写真ですが、懇親会のテーブルメンバーの写真以外はすべて会田麻実子さんの撮影です。

写真を撮るまみちゃん(撮影:高原代表理事)
まみちゃん、すてきな写真どうもありがとうございました!