12/5,6と行ってきましたJALOカンファレンス2018@大阪。
去年はライブと重なったので2日目のみの参加でしたが(ライブ優先w)、今年はフル参加してまいりました。
ということで、ライフオーガナイザー以外にとってはまったく興味がない!?毎年恒例のカンファレンスレポをUPしたいと思います。
といっても、今年はレポというよりも備忘録。
ちなみに、過去のJALOカンファレンスの様子はこちら↓をどうぞ
■目標設定が苦手な方も大丈夫!~クロージングワークショップ@2017JALOカンファレンスin仙台より~2016年高松
■これを読めばカンファレンスがわかる! その1.JALOカンファレンスって?
■これを読めばカンファレンスがわかる! その2.JALOカンファレンスってなにが学べるの?
■これを読めばカンファレンスがわかる! その3.カンファレンスではこんなふうに楽しめます
■これを読めばカンファレンスがわかる! その4.カンファレンスは一年を振り返る日です2015年札幌
■JALOカンファレンス2015札幌に行ってきました!2014年横浜
■JALOカンファレンス2014横浜 その1 【1日目前半編】
■JALOカンファレンス2014横浜 その2 【1日目後半編】
■JALOカンファレンス2014横浜 その3 【1日目夜編】
■JALOカンファレンス2014横浜 その4 【2日目編】2013年京都
■JALO第5回カンファレンスin京都
■JALO第5回カンファレンスin京都 その22012年名古屋
■「その人にとって効果的な方法を」―JALOカンファレンス2012名古屋に参加して―
■楽しかった!JALOカンファレンス20122011年福岡
■【JALO第3回カンファレンス】CLOプログラムを受講して
■【JALO第3回カンファレンス】相手をジャッジしないということ2010年東京
■ライフオーガナイザー第2回カンファレンス
今年のレポはちょっとまじめな内容です(別に、ほかの年は不真面目に書いてるわけじゃないですよ!)。
この記事予約投稿で書いてるんですが、昨晩高原代表理事がブログでカンファレンスレポをUPしてたので、詳しくは高原さんのブログへどうぞ!(と振ってみる( ̄▽ ̄))
前編はカンファレンス1日目、基調講演の感想です。
今年のテーマは『10th Anniversary〜The Next Decade』
10周年となる今年のテーマは「10th Anniversary〜The Next Decade(10周年記念〜次の10年に向けて)」。
プログラムも今までの10年間を振り返るもの、これからの10年間を考えるもの等、『10年』がキーワードのカンファレンスだったように思います。
日本語でも「10年ひと昔」といいますしね。
AIは私たちの仕事を奪うのか?
1日目最初のプログラムはアメリカのジュディスコールバーグさんによる基調講演。タイトルは「The Changing Landscape of the Organizing Profession(変わりゆくオーガナイザーの世界)」。
日本では1995年を境に一気にインターネットが普及し、テクノロジーは目覚ましい変化を遂げました。それはこれからも変化し続けます。私たちの想像を超えるほどのスピードで。そんな中、私たちライフオーガナイザーはこの先どう仕事をしていけばよいのか?
そんなことを考える講演でした。
10年前~現在の仕事の移り変わり
「AIの発展・普及によって職業を奪われるのでは?」というニュースは最近あちこちで見かけます。
今の子どもの○%が今は存在していない職業に就く、だとか。
今ある仕事の○%は20年後にはなくなっている、だとか。
実際、テクノロジーの発展により現在すでに必要なくなった業務もあります。
たとえば、自動改札ができたことによって、駅員さんは改札で切符を切らなくてもよくなりました。
また、スーパーでは高機能なレジを使うことで自動的におつりが出てお金の過不足発生も減り、過不足の原因を調べる時間も減りました。
いっぽうで、テクノロジーの発展により、昔にはなかった便利なツールも増えました。
たとえば、Zoomのようなオンラインミーティングができるツールを使った、遠隔コンサルティングサービス。これにより、仕事の幅が広がった個人事業主も多いです。
WEBミーティング自体は、以前から使っていた企業も少なくありません。ですが、一般の人でも気軽にWEBミーティングできるツールが普及したのは大きいです。
テクノロジーの発展により、便利になることはもっともっと増えていくでしょう。
それを進化ととるのか、それとも退化ととるのか。そこが分かれ目かもしれませんね。
職業だけでない、働き方や暮らし方も変わっていく
テクノロジーのさらなる進化によって変わるのは職業だけではなく、働き方や暮らし方も変わっていきます。
ジュディスさんのお話で印象に残ったワードは『ギグエコノミー』と『オンデマンドのライフスタイル』。
詳しい説明は割愛しますが、両者に言えるのは時間の感覚や使われ方が今と10年後とでは違ってくるかもしれないということ。
オーガナイズの対象も、見えるものから見えないものへとだんだんとシフトしていくのかもしれませんね。片づけの仕事はいろいろありますが、専門分野によっては今後市場が縮小する可能性もあるかもしれません。
で、結局AIは私たちの仕事を奪うのか?
これに対する私の答えは奪うかもしれないし奪わないかもしれない。
けど、実のところ私はこのテーマについては比較的楽観視しています。というのは、いつの時代も新しいツールの登場はそれによってなくなる雇用も確かにあるけれど、かならず新しく生まれる雇用もあるから。
片付け業界もしかりで、もしかしたら10年後は廃れてくる仕事があるかもしれません。でも新たな仕事もきっと出てくるはずです。
そしてそして。
新しいツールの登場によって古いツールは確かに使われなくなってしまいますが、完全に市場から消えてなくなるまでってけっこうかかります。
そこそこのツールであれば少なくとも数十年単位はかかるものと思ってもいいのではないでしょうか。新しいものが登場したからってすぐに今までのものが用無しになってしまうわけではありません。
それと、新しいツールが使えるようになるまでも結構時間ってかかりますし、使えるツールに育てるのは『人』です。←ここ大事!
たとえばルンバ。ルンバを使えるツールにするためには、ルンバが掃除しやすい環境にしておく必要があります。掃除のじゃまとなるものをどかしたり片づけたりするのは、ルンバではなく人がやる作業です。
つまり、ルンバのよさを活かすためには、人の力が必要だということ。
ただ、そうはいっても、パターン化したことを定期的に行うのは機械のほうが得意。うちにはルンバはありませんが、たぶん私よりルンバのほうが掃除は上手でしょう(苦笑)
この先どんなツールが出てくるのかはわかりませんが、今よりもっと増えることは確実です。新しいツールの登場で生まれるニーズに気づけるよう、世の中の変化に敏感でいたいなとは思っています。
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このAIと片付けの仕事についての関係については、2日目のプログラムを聞いたことで自分の中にある納得感が生まれたのですが、それはレポ後編へ。
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