絶好の晴日和。
最新曲『DANDAN』の歌詞になぞらえて、ライブ会場ではチンドン屋さんが周年ライブをお祝い。
ドームツアーのツアトラ。かっこいい!
結成30周年を祝う準備ALRIGHT!
ってことで行ってきました!名古屋まで。
メカラウロコは去年で終わりでしたけど、でも結成記念日に行われるライブはやっぱり特別感がありましたね。
以下、ライブレポ(セトリあり・ネタバレ注意)です。たぶん長いです!
復活後初披露(たぶん)の2曲
本編ラストではマリーさん
メカラウロコでは毎回毎回「今回のセトリはすばらしい!!!」と思うんだけど、それを超えてくるのがすごい。
セトリはあとに書いてますが、今回オープニングはジャガー。「そうきたか!」と思ったのに、さらに本編最後に「シルクスカーフに帽子のマダム」が来たときの鳥肌感と言ったら。
ジャガーで始まりマリーで終わるなんて。
曲の最後のファルセット。加齢で(失礼!)キーが高くなった今だからこその美しさ。解散前、この歌を生で聞いたことはなく過去の映像でしか見たことなくって。若かりし頃のロビンも美しかったけれど、歌の世界観からも50代の今のほうがしっくりくる気がします。
これだけでも行ってよかったなぁと思うのですが。。。
アルバム『SMILE』からもあの曲が…
私は『smile』がけっこう好きなんですが、このアルバムは某雑誌にて産業廃棄物と酷評されたアルバムでもありまして……。復活後もあまり積極的にライブで演奏されてない気がするんですよね。
>>一昨年の福岡ではその『smile』から『マリーにくちづけ』が披露されました
今回はなんと……”I”が!!!
後半戦、DANDANでお祝いムード一色だった会場が一転して、パンチドランカー→天道虫→”I”の流れはしびれました。最高だったなー。
それにしてもここには書けないですけど、あの放送禁止用語を叫ぶ日が来るとは思いませんでしたよ。
この2曲を聴けただけでも名古屋へ行った価値がありましたねぇ。
全27曲!いや30曲!?
今回のライブは8時終了予定が終わってみたら8時20分。約3時間20分くらいの長丁場だったんですけど、それもそのはず。
セトリをみたらなんと27曲!ヤフオクドームでもそのくらいやったもんね。他のドームでも同じくらいやらないと不公平だもんね( ̄▽ ̄)
セトリはこちら
2019.12.28 THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR セットリスト
- 01.SECOND CRY
- 02.ROCK STAR
- 03.SPARK
- 04.Balloon Balloon
- 05.A HENな飴玉
- 06.追憶のマーメイド
- 07.球根
- —サブステへ移動—
- 08.This Is For You
- 09.LOVERS ON BACKSTREET
- 10.Foxy Blue Love
- 11.SLEEPLESS IMAGINATION
- 12.I don’t know
- 13.BURN
- 14.LOVE LOVE SHOW
- 15.JAM
- —メインステージへ移動—
- 16.DAN DAN
- 17.パンチドランカー
- 18.天道虫
- 19.”I”
- 20.SUCK OF LIFE
- 21.Holizon
- 22.Father
- 23.シルクスカーフに帽子のマダム
- —encore—
- 24.アバンギャルドで行こうよ
- 25.バラ色の日々
- 26.ALRIGHT
- 27.悲しきASIAN BOY
公式では全27曲ですが、このほかにもう3曲。
- サブステからメンステに戻る間の曲(インディーズ時代の曲)
- アバンギャルドの前の『おそそブギウギ』
- 公演終了後にかかった『未来はみないで』
を入れたら全30曲!
こんなにたくさんやってくれてありがとう!!
序盤から飛ばす飛ばす!
小見出しはBalloonBalloonにかけてます(笑)
1曲目『SECOND CRY』からの2曲目『ROCK STAR』。
もうこの2曲目『ROCK STAR』は不動の立ち位置ですよね。実際には2曲目じゃないときもあったかもしれないけど、2曲目と言えばロックスター。ロックスターと言えば2曲目だ。
序盤は新旧を行ったり来たりのセトリ。盛り上がるナンバー目白押し!からの7曲目『球根』。
これは演出が素晴らしかった!赤い光がときに怪しげにときに激しく光っていて。エマのギターソロも圧巻でした。球根は、発売当初はちょっと……と思ったクチですが、復活後は断然好きな曲になりましたね。
サブステでは結成秘話を交えながら
球根が終わると、ロビンが「そっち(サブステージ)へ行きましょうか」といい、メンバーがサブステージへ移動。
30年前の12月28日にこのメンバーでの初ライブが行われたこと。
エマから正式にメンバーになると返事をもらってなかったこと、名古屋でエマに確認したこと。昔はヒーセがマネージャーみたいなことをやっていて、ホテルのブッキングなどはヒーセがやっていたこと。結成時の話を交えながらライブは進みます。
エマが作った曲『This Is For You』やイエローモンキーのはじまりの曲『LOVERS ON BACKSTREET』。「ブギー2曲やります(ロビン)」からのフォクシーとスリープレス。サブステ前半は初期の曲が続きました。
そうそう、今回の座席はサブステージの横。
なので、サブステはメンバーを間近で見れた!しかもフォクシー→スリープレスのロビンのタンバリンキャッチもしっかり見れました!!
ただ、あとからSNSを見たら、スリープレスのときに前のモニターには若かりし頃のメンバーの映像が映っていたとのこと。ショック……見たかった。
サブステ後半、ラブラブショーのときに、ロビンとエマが上の座席表でいうとC14側に降りてきた!
その時の様子で、ロビンがサブステから階段を降りるときに、エマに「こっちこっち」と一緒に階段を降りようと誘っているのも見えて、もうそのやり取りがなんとも。。。ホント50代なのにかわいい(笑) そういえば、たまアリのときもラブショーで「エマどこーーー?」と探してたなぁ。
サブステではヒーセとアニーがよく見えたのだけれど、『BURN』のときの「かーなしーい きーもちー なーいわーけじゃなーい」のところで、ヒーセがアニーと向かい合って二人でリズム取ってた(言葉でうまく表現できないのが悲しい……)のもめっちゃかわいかった!
ホント、メンバー50代なのにみんなかわいい(笑)
サブステではトークも歌もたくさんやってくれたので、ワタシ的にはすごい満足でした。
本編終盤、お祝いムードのDANDANから…
JAMが終わるとメインステージへ。
一昨年の福岡では、「すごい方法でメインステージに戻ります」の話で銀テ発射があったけど、そういえば今回はくだらない話(笑)からの銀テープ発射がなかった。ホントにメカラは終わったんだなぁとちょっとさびしい気分。
後半戦1曲目は『DANDAN』。
チンドン屋さんがわらわらと出てきて、東京ドームのラブショーのときの世界のお姉さんを思い出したよ・・・
そして、DANDANがおわるといきなりアニーのドラムからのパンチドランカー。
落差ありすぎ(笑) でも何度聞いてもパンチドランカーのイントロはぞくぞくしますね。
このあと、天道虫、I、サックと続き、Holizonが来たときは「これで本編終了かー」と思ったらまだfather。「fatherで終わりかー」と思ったら、冒頭にも書いたマリーさん!
もうこれでもかってくらい30周年のプレゼントをいただいた気分です。
アンコールは定番中の定番のセトリ
アンコールはメカラの定番アバンギャルドで行こうよ+ライブの定番3曲(バラ色、オーライ、エイジアン)でした。
THE YELLOW MONKEYの電飾が下から起き上がってくるという、今まで見たこともない登場の仕方なのに驚き!
エイジアンの桜吹雪(金テ)がこっちまで落ちてこなかったのが残念だったなー。せっかくSUPER指定席だったのにーーー
今回のドームライブを終えての考察
今回、私の1曲目の予想は『Romantist Taste』だったのだけれどあえなくハズレ。
自信あったのになー。
今回の東名阪ドームツアーはどういう構成にするんだろうなぁ(NEWアルバムのツアーは去年やっちゃったし、メカラはもう2018年でラストだって言ってたし)と思っていましたが、名古屋が終わってみて「もしかして年代別?」なのかなと。
今回、なんとなく初期の曲というか『jaguar hard pain』 までの曲が多かった?
とすると、次の京セラドームは『smile』と『FOUR SEASONS』あたりからくるのかな?でも”I”は今回やったから『FOUR SEASONS』と『SICKS』あたりからか?
もしそうなら、復活後まだ聴けてない『人生の終わり』が聴けたらうれしい。『人生の終わり』は自分の葬式にかけてほしいと思っている曲。はじめて聞いたときに強い衝撃を受けました。だってねぇ、亡くなった人への想いを「血が泣いている」なんて、吉井和哉じゃなきゃ表現できないですから。。。
話がそれちゃいましたが。
大阪が中期当たりの曲だとすると、東京初日は後期。そして最終日は初期から後期までをまんべんなくやるんじゃないかなーと予想。私の予想の1曲目『Romantist Taste』はもしかしたら最終日にやるのかも?なーんて。
とにかく、あと3公演も楽しみです!
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