最高のライブでした!
最初から最後まで、まさに横アリがいっぱい詰まったセトリでした。
復活後に行ったライブの中で今日のセトリが一番好きかもしれない。#THEYELLOWMONKEY pic.twitter.com/pq8CqTZqV5
— yoshi@BELIEVER.11/7横浜アリーナ (@shuunote) November 7, 2020
先日の東京ドームに続き、11/7は横浜アリーナへ行ってきました。
——これぞライブ!声援禁止でもここまでライブを楽しめるのか——
会場からの歓声がない分、ステージからの音がダイレクトに響くし、観客は声を出す行為を奪われている分、ステージへ想いを伝える手段は身体に集中する。
なんというか、メカラウロコ(あえてカタカナw)の原点回帰だったかも。
声援を送れないのはこの間のドームと同じだけど、今日は広い会場にいるのに自分のためだけに歌っているような、なんとも不思議な感覚になった。
バンドの音がダイレクトに聴こえてくるこのスタイルは不完全なライブではなく、もしかしたらものすごく贅沢なことなのかもしれない。#THEYELLOWMONKEY
— yoshi@BELIEVER.11/7横浜アリーナ (@shuunote) November 7, 2020
横アリの、横アリによる、横アリのための?セトリ
とにかくセトリが横アリ過ぎるし、とにかくセトリが好きすぎる!
オープニングSEのロッキーのテーマでメンバー登場し、1曲目はそう!『パンチドランカー』。
のっけから最高かよ!!!
きっと会場のファンも配信を見てるファンも誰もがそう思ったはず(笑)
それにしても、パンチドランカーのあのイントロの、アニー→ヒーセ→エマ→ロビンのところでそれぞれ歓声があげられないのは辛い。
パンチドランカーに続き、2曲目『BURN』3曲目『楽園』を立て続けに披露。
パンドラ、BURN、楽園はこの間のドームでもやったけど、曲順ちがうとこうもライブの印象が変わるものかと改めて思う。。。
楽園が終わりステージが暗転。
声援の代わりに拍手が鳴りやまない。ステージが明るくなるまで、実に一分以上拍手が鳴り響いてた。
ステージが明るくなり、
今夜も声はいらないから体でください
からの4曲目『TVのシンガー』。
いいねいいね。この骨太めなナンバー。
てことは次はあれしかないよね……『ゴージャス』!!!
改めてhuluで聴くとめっちゃ速かった気がする
それにしてもやっぱツインギターはよいね。ロビンにはもっとギター持ってほしいなぁ。
6曲目『O.K.』。
またまた骨太なナンバー。
復活後に聞いたO.K.はヤフオクドーム?のアコースティックバージョンだったからノーマルバージョン聴けてうれしい!
ここまで終わってMCタイム。
なんでもかんでも拍手で返ってくるのに戸惑うロビン(笑)
「急きょやることになった、ドームツアーにくっついたアリーナツアー(笑)」
「でもよかったよね???」
うんうん。コロナ自体はとても喜べるものではないけれど、こんな世の中だからこそのイレギュラーな対応に感謝してもしきれません。
「淡い切ない空気感を感じていただけたら」からの『NAI』。
NAIは優しいけどどことなく切なさが感じられる曲。
アニーのドラムの破裂音で終わるラストが何かが壊れてしまうのをイメージさせられてしまうんだけど、これもこの間の東京ドームでのメロメと同じでバンドが復活した今ようやく普通に聞けるようになったかも。
続けて『聖なる海とサンシャイン』。
この聖なる——と、ライブ後半に披露される『SHOCK HEARTS』『バラ色の日々』の外部プロデューサーによる3曲は、実は当時あんまり好きじゃなかった。
若かりし頃はこの曲らの良さがわからなかったのよね。。。
演奏が終わり、ベスト姿になるロビンとヒーセ。
ロビン「見て、ヒーセのベスト」「うさちゃんがついてます」
ヒーセ「(手でウサギの耳をつける)」
ヒーセのかわいさは健在!
※ヒーセのベスト、TwitterのTL見てたらネットで調べたファンの方がいらっしゃって、そのお値段にびっくり!(笑)
ふたたびMC。
この間のドーム同様、歓声を必死でこらえてる観客に向かって、
声が出せないっていうところにものすごい性的なものを感じるようになってきた
そのあと「アニーも好きでしょ!?」とアニーに振るロビン(笑)
さらに、
だんだんとエロい感じに。
横浜アリーナはエロイんですよ(笑)
まあ、SICKS~パンドラ辺りの曲って特に生とか性をテーマにした曲、多いですしね(^_^;)
9曲目『花吹雪』。
紫がかったピンクのライトで照らされたステージのスクリーンに花吹雪が舞い、とても妖艶でエロティックな雰囲気。
『花吹雪』とか『BURN』とか、ちょっと演歌っぽくてエロティックな感じの曲も、まさにイエローモンキーっぽくて大好き。
10曲目、同じピンクのライトなのは変わりないけど今度は明るいエロティックの(笑)『HOTEL宇宙船』。
きゃーーー。これも大好きな曲。
ライブで演るとめちゃめちゃ楽しくて盛り上がる。
イエローモンキーのライブはこの落差?振り幅の大きさも魅力なのだ。
続けて『SHOCK HEARTS』は会場一体で”パーララパッパッパラーラー”の振り。
さっき書いた通りこの曲昔はそんなに好きじゃなかったんだけど、ホントこの曲はライブで盛り上がる曲だと思う。アウトロの転調するところも好き。
ロビンの『エーーーックス!』ジャンプも見れたし(笑)
曲が終わり会場が暗転。
ロビン一人に赤いライトが当たり『天国旅行』のギターソロが始まる。
さっきまで明るく盛り上がっていた会場が、うって変わって水を打ったような静けさに(いや、もともと会場は静かなんだけど)。
イエローモンキーのライブはこの落差?振り幅の大きさも魅力なのだ(二回目)。
それにしても、この天国旅行の演出かっこよかった!
天国旅行。
横アリお疲れ様でした。 pic.twitter.com/EIP4pUaZ6i— 山田 健人 せ (@dutch_tokyo) November 7, 2020
「みなさんの心にミラーボールを」からの『MY WINDING ROAD』。
きゃーーーー(心の声)。マイワイ大好き!!
久々のエマの光るフライングV。
今この記事huluのアーカイブ配信見ながら書いてるけど、間奏のカメラワークがいまひとつだなぁーー。ここはやっぱもっとエマ映さないと!
マイワイのエンディングが終わりきらないうちに『LOVE LOVE SHOW』イントロ突入。
きゃーーーーーー(心の声)
17年のドームでもあったけど、マイワイからのラブショーのこの流れちょっと最高すぎ!
私、ラブショー大好きで、特にFメロの「雨が続いて雷なって——」のときにアニーのところにみんなが集まってくるあの光景が好きで好きで。
毎回双眼鏡で、みんなに囲まれながらドラムをたたくアニーをガン見しています(笑)
ラストでロビンの呼びかけに、ほんとだったら観客もレスポンスするだろうところを、声がない分エマが引いたギターが引き立つのも良き良き。
(エマ、1回少なかったよねw)
そしてそして。
ラブショーが終わったらまたまた間髪入れずに鶴ちゃんのシンセが響く。
きゃーーーーーーーー(心の声)
もう最高すぎます。このセトリ。
”わかってるわね?甘い経験をするわよ―――”
オカマ口調のロビン(笑)
私、イエモンの曲の中ではラブショーとかの、かわいらしくてちょっぴりおセンチ系な曲がすごい好きで(しつこい)
もちろんこの甘い経験も大好きなのです。
そして・・・あの、甘い経験のヘンテコダンスを思いっきり踊りました(笑)
間奏で「うまくやれば当たりませぇ~ん」と観客に踊りをあおるロビン。「右から?左から?左からいくわよ!!」と言いながら右から腕を振り始めるロビン(笑)。
楽しい!最高すぎるじゃないか横浜アリーナ。
今回の横アリはパンドラツアーやスプリングツアーの頃を踏襲したライブ構成で、当時私はその2つのどちらにも行っていなくて。
ライブの様子は映像でしか知らなくて。
甘い経験というとスプリングツアーに収録されていた、あの横浜アリーナでロビンがダイブしたのがとっても印象深くて。
曲はアップテンポで盛り上がる曲なのに、当時のバンドの様子を思うとちょっと切なく見えてくる曲でもあって。
私にとって、この横浜アリーナで甘い経験を生で聴けたことがとても感慨深かったのでした。
16曲目。『バラ色の日々』。
鶴ちゃんのピアノをバックに、ロビンが今回のライブを決行するにあたっての想いを話し始めました。
”批判もあるとは思うんですけど、エンターテイメントの火を消してはいけないということで、やらせてもらっています”
東京ドームでもそのあとに見た報道ステーションでもロビンがすんごくやつれてるように見えました。というかやつれてたよね。
もともと一人で思い込む、内省が強いタイプの人なのに、このコロナの中でのライブ決行でどれだけ思い悩んでどれだけプレッシャーがあったんだろうなと思うと胸が痛いです……。
「イエローモンキーのファンは最高だ。いいファンがついている」と周りから言われてる
「先生自慢です!」なんておちゃらけたけど(笑)
でも私もイエローモンキーを好きでよかった。
解散して封印しちゃったけど復活してくれて。また好きなバンドが、またライブに行くバンドができてよかった。
先日のドームではよく聞こえなかった「Sing Loud!」からの歌声も、今回の横アリではとてもよく聞こえました。実際の会場では声が出せない分、みんなタオルを胸に掲げていました。
ステージ側から見た光景はうるっときちゃうな。
本編ラスト『悲しきASIAN BOY』。
これもとなりに人がいないから、めっちゃワイパーがキレッキレ(笑)
ラスト、「コロナに負けんなよーー」というロビンの叫び声とともに本編終了。
アンコール1曲目『見てないようで見てる』。
コール&レスポンスの曲だ!
歓声NGのC&Rはこの間のドームでもう勝手がわかったので大丈夫(笑)
C&Rの時の、ロビンの「体でください!」の呼びかけで、会場は体でめいっぱいレスポンスしてたと思う。
これから推しのライブで歓声なしで盛り上がれるのか心配している人がいたら伝えたい。
歓声NGでも全然盛り上がれるから大丈夫!
アンコール2曲目『天道虫』。
ここまでずっと横アリ的な選曲だったのでなんかすっごい新鮮。
振り返ってみれば復活後の曲はこの天道虫1曲のみ。
アンコール3曲目は、「横浜負けんなよー」の叫び声からの『パール』。
うわーーん。パール大好き。
パールも、”夜よ負けんなよ~”(に入るところから)がすごく好きで、よく双眼鏡でアニーをガン見してるんだけど、ここで涙腺が緩んでしまった。
やっぱ、パールはダメだな。。。
メンバー紹介。
アニーは「オン、ドラムス!イエローモンキーのエンジン、菊地英二。アニー!!オン、アニー。オンアニー」と若干下ネタ交じり(笑)の紹介。
エマには「持っているギターの総額がすごい。金額は…言えません(笑)。保険代だけでギターが買えます!」と冗談を交えつつ、「吉井和哉の永遠の恋人、エマ!」。
「俺のアニキ!みんなのアニキ!もうすぐ60歳です」と紹介されたヒーセ。東京ドームの喜寿より若返っててよかった。ヒーセは絶対かっこいい60歳になると思う!
ロビンからの一人一人のメンバー紹介が終わるとヒーセにバトンタッチ。
「この人のおかげでイエローモンキーは…あとはみなさん考えてください(小声)」にちょっと笑ってしまったけど。続けて、
「この人のおかげでイエローモンキーは……日本のロックはまた光を取り戻すでしょう! 吉井和哉、ロビン!」。
大きな拍手が起こりました。
ラストは『SO YOUNG』。
パンチドランカーツアー最終日の横浜アリーナのセトリと同じ、パンチドランカーで始まりSO YOUNGで終わる今回のセトリ。
まさにイエローモンキーの聖地横アリならではのセトリでした。
ただ、ドームもそうだったけど、今回のライブはメンバーの声が全然聴けないのがちょっと寂しい。
ステージ上のメンバーは距離置いてるんだから、ちょっとくらい話してもいいんじゃないかと思うんだけど、必要以上に声を出さないということなんでしょう。
まあこれも感染対策のひとつなんでしょうね。
セットリスト全21曲
2020.11.07 THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL- セットリスト
- 01.パンチドランカー
- 02.BURN
- 03.楽園
- 04.TVのシンガー
- 05.ゴージャス
- 06.O.K.
- 07.NAI
- 08.聖なる海とサンシャイン
- 09.花吹雪
- 10.HOTEL宇宙船
- 11.SHOCK HEARTS
- 12.天国旅行
- 13.MY WINDING ROAD
- 14.LOVE LOVE SHOW
- 15.甘い経験
- 16.バラ色の日々
- 17.悲しきASIAN BOY
- —encore—
- 18.見てないようで見てる
- 19.天道虫
- 20.パール
- 21.SO YOUNG
しつこいようだけど、このセトリ好きすぎる。
今思ったけど、今回ロビンがギター持ってる曲が多いのかも!?
でもなぁ、パンドラツアー辺りで来るなら、エヴリディとか人生の終わりとか聞きたかったな。
いつになったらこの2曲は聴けるんだろう……
次回12/7の代々木は何で来る?
前回の東京ドームがもともとの30周年ドームツアーの集大成だったとして、今回の横浜12/7の代々木そして12/28の武道館は本来はやる予定ではなかった、ファンにとっては棚ぼた的なライブ。
横浜のセトリはなんとなく想像できたけど(でもここまでがっつり横浜で来るとは思わなくて、ドームをベースにちょこっと横浜風味くらいな感じだと思ってた)、代々木はイメージがわかない。
代々木は復活時の象徴みたいな感じなので、
- 復活時の2016年5月11,12日のライブを踏襲したセトリ
- 復活後の第2期の集大成のセトリ
のどっちかかな?なんてね。
でも、プライマルはこの間ドームでやっちゃったから代々木と武道館ではもうやらない気もするしなぁ。
とにかく次の代々木が楽しみです。エマ誕だしね!
***
付け足し。
イエモンファンじゃない人が有観客ライブについて調べて、この記事にヒットしたときのために、今回の密状態を書いておきます。
公式発表では今回のライブは6000人だったそうで、横浜アリーナのキャパは約17000人ですがこれはMAXのキャパなので、ステージとかで座席がつぶれた分を差し引くと約12000人くらいっぽいです。
今回もほぼ半分程度のキャパということですね。
で、そのキャパでの込み具合がどの程度かというと…
トイレで並ばずに入れました!(驚)
今回センター席だったことやたまたますいてたタイミングだったこともあるかもしれませんが、今回開演近くになるまでずっとトイレ近くのロビーのイスに座ってたので、その間トイレのところが長蛇の列になることはなかったから、やっぱり人が少なかったんだと思う。
ドーム・横アリと行ってみて、やっぱり人の少なさを感じてます。
キャパを減らしてでも開催するのは採算が合うのか?むしろ、やらないほうが赤字にならなくていいんじゃないか?
1DAYだしきっと会場開催だけでは赤字で、配信することで採算が取れるんだろうなぁ。
有観客ライブやってくれるのはうれしいけど、金銭面気になってます。。。