【ライブレポ】THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR(2020.02.11京セラドーム)

去年の12/28で結成30周年を迎え、それを記念しての東名阪ドームツアーが現在開催されているわけなのですが、「東京はもちろん行くし、名古屋も12/28だから当然行くとして、さすがに(金銭的にも家庭的にも)2月の大阪はなあ…」と思い、チケットは取ってませんでした。

でも、4公演すべてセトリは変えてくると言われたらねぇ。

結局、公式リセールでチケットgetして大阪まで行ってきましたよ。

しかもそのマッチング成立したチケットがですね、ほぼSUPER指定席みたいな指定席(嬉)!

 

チケ放出してくださった方の分まで楽しんできました。ありがとうございます。
また良席がGETできるよう、徳を積みたいと思います。

 

ライブ当日。名古屋に続き、大阪も良い天気でした。

 

名古屋では見忘れた、サルのオブジェもしっかり見てきました。

このサルたち、本当にメンバーの特徴をよく表してる。どっしりかまえておやびんっぽいヒーセザル。たれ目がかわいいエマザル。上腕二頭筋のアニーザル。そしてロビンザルはいかにもダジャレというか適当なことを言ってそうな表情(笑)

 

スポンサーリンク

セットリスト全27曲

2020.02.11 THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR at 京セラドーム セットリスト

  • 01.Romantist Taste
  • 02.楽園
  • 03.ROCK STAR
  • 04.Balloon Balloon
  • 05.FINE FINE FINE
  • 06.MOONLIGHT DRIVE
  • 07.球根
  • —サブステへ移動—
  • 08.カナリヤ
  • 09.Four Seasons
  • 10.Foxy Blue Love
  • 11.SLEEPLESS IMAGINATION
  • 12.砂の塔
  • 13.嘆くなり我が夜のFantasy
  • 14.LOVE LOVE SHOW
  • 15.JAM
  • —メインステージへ移動—
  • 16.DAN DAN
  • 17.ロザーナ
  • 18.天道虫
  • 19.SPARK
  • 20.バラ色の日々
  • 21.太陽が燃えている
  • 22.SUCK OF LIFE
  • 23.BRILLIANT WORLD
  • —encore—
  • 24.Sweet & Sweet
  • 25.ALRIGHT
  • 26.悲しきASIAN BOY
  • 27.未来はみないで
  • 赤字は名古屋とは入れ替わった曲
スポンサーリンク

『紫の炎』ツアーを踏襲のオープニング

(今回の大阪は「紫の炎を予習をしておいて」らしきことをアニーが言ってたとの情報をネットで見かけたので、「お、今回はやっぱりSICKS中心?もしや紫の空とか人生の終わりとか聞けちゃう⁉」と期待に胸をふくらませてました。)

 

開演5分前。

マーチングバンド(後に龍谷大学の吹奏楽部の皆さんと判明)がメインステージに登場し「マイウェイ」を演奏。しかも途中にJAMのサビをはさむアレンジ。こういうの好き。

──もしかして、みんながメインステージに注目しているうちにメンバーがセンターステージに移動してるんじゃ?

と、センターステージのほうをチラチラ見るも、結局メンバーは現れず。

そうこうしているうちにマイウェイは終わり、マーチングバンドは2曲目を演奏し始めた。「見てないようで見てる」だ。

──あー、ここで演奏があるということは見てないようで見てるはやらないってことね……。

なんて思っていたのだけど、はっと気付いた。

──これはもしかして……まさか保冷車から登場⁉

紫の炎ツアーのときのように保冷車に乗って登場まではいかなくても、それに近い登場の仕方なのでは??と会場内をキョロキョロ探しましたよ。結果からいうと保冷車は現れず、メンバーも普通にメインステージに登場してきたんですけど。

でも、「見てないようで見てる」から1曲目『Romantist Taste』2曲目『楽園』の流れが紫の炎ツアーの踏襲でした(ライブのあとのネット情報で気づきました…)。

スポンサーリンク

最終日に演ると思っていた1曲目

名古屋のときのライブレポ

【ライブレポ】THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR(2019.12.28ナゴヤドーム)
絶好の晴日和。 最新曲『DANDAN』の歌詞になぞらえて、ライブ会場ではチンドン屋さんが周年ライブをお祝い。 ドームツアーのツアトラ。かっこいい! 結成30周年...

に書いたんですが、デビューシングル『Romantist Taste』は最終日の1曲目かなーと予想してました(このときのブログには書いてないというか正確には書きたくなかったのだけど、ツアー最終日のラストは最新曲『未来はみないで』なのだろうな、とも)。

ところが、今回の大阪がその組み合わせ!

ロマンティストテイストのあの、ダダダダダダダダダダダダジャーーーーンジャジャジャジャーーーンってイントロがゾクゾクして大好きなんですけど、1曲目に来るとは思ってなかったので、人って予想外のことが起こると頭の中が真っ白になるもんですね。一瞬何の曲かわからなくって、「え、なになに?何の曲??え?あ?ああぁぁぁー!!!!」みたいな感じになってました(笑)

 

ライブ終わってからも『紫の炎』のときの動画をちょいちょい見てますけど、ホントにこの97年のころは絶頂期というか、神がかった美しさだと思う。

スポンサーリンク

大阪の目玉はラストの『未来はみないで』

「うーーん、今回は初披露曲なしかーーー」と思っていたら最後の最後に来ました。『未来はみないで』。

上でも書いたけど、正直この曲はツアー最終日のラストに歌うと予想していたものだから、まさか大阪でやるとは。ラストの曲も心の準備ができておらず、ロビンが「一番新しい曲をやります」といったときの会場の反応が今一つだったのは、ほかの人もまさか大阪で歌うとは思ってなかったんじゃないかな。それか、「え?『DANDAN』もう歌ったけどまた歌うの?」か(笑)

『未来はみないで』が最後だったせいで、あと2公演あるのにいきなり「終わり」を意識させられてしまったというか、一気に感傷的に。ツイッター見ると、ほかのファンの人も同じような感じでした。ああやっぱりみんなそうだよね。。。

 

その『未来はみないで』ですが。

もともと再終結1発目の曲の予定だったけれど、結局『ALRIGHT』に変わり、今では『ALRIGHT』でよかったと思っている、とロビン。

そんなこと言われちゃうと、この『未来はみないで』をシーズン2の締めくくりのタイミングで表に出してきた意味は?とファン的には深堀りしてしまうわけです。

歌詞は未来に対する不安というか、不確かなものというか。タイトルからして『未来はみないで』だから、この先のバンドが不確かなものに思えて不安で仕方がない曲で。

──「もう解散しない」って言ったけど、本当に解散しないの?

と、疑心暗鬼にならずにはいられません。

 

ライブでロビンは、「この曲をいつ書いたのかは、今は言わないでおきます」と言っていたけれど、なんとなくだけど再終結が決まるよりも前の、もしかしたら離婚したころに書いた曲なのかなと勝手に感じています。家族、というかお子さんへ向けて書いたのかな、なんて。歌詞の「好きな歌を一緒に歌わないか」がなんだかJAMを思い出させるから。

スポンサーリンク

衣装はド派手、MCはやや少なめ

関西圏のライブに参戦するのははじめてだったんですが、大阪だからか?メンバーの衣装が派手。

イエモン、京セラドーム公演に4万人が熱狂!「このバンドは最後のひとりが死ぬまでやるんだよね?」(吉井和哉)

ネットニュースの写真はライトのせいかいい感じの色合いに見えるんですけど。

ヒーセのトラ柄ロングジャケットも派手だったけど、ロビンのRGBド原色みたいな(正確には青じゃなくて紫だったけど)組み合わせがすごすぎる!あんなの吉井和哉じゃなきゃ着れないよ。

ヒーセは暑かったのか早々にジャケットを脱いで、ロビンに「脱いでもトラだね」「しまじろうみたい」といじられてました(笑)。

思い起こしてみると、おもしろかったのは上のしまじろうのほかに、ヒーセの年齢いじりのMC(30年後にヒーセはいませんとか、イエローモンキー最後の一人はヒーセですとか)とかくらい?

前回の名古屋に比べると今回は30年を感謝するまじめなMCが多かった印象でした。

あと、時節柄マスクが多いという話になり、「グッズでマスクを作ればよかったね。じゃあ来年作るか!」というロビンのMCに客席が反応したのに、ぼそっと「あ、来年は休むんだった」とロビン。あーやっぱりドームツアーが終わったら休むのね。

もう、今回の大阪はそこかしこに『当分休みますよオーラ』が感じ取れてなんか切ないライブだったなぁ……。

スポンサーリンク

センステでは鬼ごっこで楽しませてくれました

とはいえ、楽しいアクションも見せてくれました。

今回のイチオシはセンステでの『LOVE LOVE SHOW』。名古屋ではロビンがエマと目配せして2人でサブステから降りてきましたが、今回も二人で一緒に降りるの⁉と思っていたら、ロビンが近づいたらエマが離れる、エマが近づいたらロビンが離れる(笑)

結局、ヒーセを交えて3人でラブショーの間ずっとセンターステージをぐるぐるとまわって、まるで鬼ごっこ?のようだった笑

もーホント、あんなにかっこいいのに、やってることは小学生……。

 

あ、サブステで思い出した。前回の名古屋も『I don’t know』で思いっきり歌詞を間違えていたけれど、今回の大阪も『砂の塔』で「オレ~ンジの~」を2回言ってた。しかもうまくもにょもにょ~とごまかしてところがまたツボだったな(笑)。でもね、砂の塔の間奏での吉井さんの動きが妖艶でガン見してましたよ。あの、指の先までしなやかに舞えるのは、やっぱりお父様の血なんだろうなぁ。

スポンサーリンク

前回の名古屋と比べて

セトリは27曲中13曲が入れ替え

約半分かー。けっこう入れ替えてきましたね! 東京も期待です。

4月の東京は2DAYSだけど両日とも同じように入れ替わるのか、それとも入れ替わりは少なくなるのか。できれば同じように入れ替わってほしいけど、メンバーは大変だよね。

今回入れ替わっていない曲は東京でもやるとみてよさそうなのかな? もし変わるとしたら、『ROCK STAR』が『サイキックNo.9』あたりに、『SPARK』や『LOVE LOVE SHOW』が『SHOCK HEARTS』や『パール』や『甘い経験』あたりの後期の曲と入れ替えかな。

セトリについては、個人的には名古屋と大阪だったら前半は大阪、後半は名古屋が好きかも。『MOONLIGHT DRIVE』や『嘆くなり我が夜のfantasy』とか、『パンチドランカー』や『father』とか。

名古屋はチンドン屋さん、大阪は+吹奏楽部のみなさん

名古屋でステージを盛り上げてくださったべんてんやさん。

2020/09/05動画配信決定!「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR」ナゴヤドーム - べんてんや
++++++++++++++++++++++++++++++++++ THE YELLOW MONKEY、30

べんてんやさんの動画に、私がちらっとだけ映ってるのに今気づいた(笑)

今回の大阪も『DANDAN』でべんてんやさんが登場(龍谷大吹奏楽部の皆さんもふたたび登場)して、ライブを華やかに盛り上げてくださいました。豪華だったなー。

東京はどんなコラボがあるんでしょう。楽しみです。

そうそう。サブステからメンステに戻る間、デモ音源の『PENITENT』とともにスクリーンに流れる映像がちゃんと大阪バージョンになってた。映像の中のドームは「おおさかどうむ」になってたのはあえてなのかしら。。。

スポンサーリンク

次回、東京ドームは何によせてくる?

もう、次回の東京ドームの1曲目が想像がつかない…。

なにによせてくるんだろう。

復活後、けっこうやりつくしちゃってるもんなぁ。2001年の東京ドームの『ジュディ』はメカラ29でやっちゃったし、『マリーにくちづけ』は福岡メカラで。メカラ7の『MORALITY SLAVE』はメカラ27でやったし、『RAINBOW MAN』は2016年の横アリでやってるし。うーーん、『パンチドランカー』あたりとかか?

やっぱりなんとなくこのツアーはおおまかに年代別っぽい気がするので、東京2DAYSは後期の何かによせてくるんじゃないかなぁと予想。ラスト4/5の1曲目は2016年の再終結1発目のステージを踏襲して『プライマル。』とかね。あーー書いてたらだんだん寂しくなってきた……

もう解散はしないとはいうけど、このドームツアーが終わったらどのくらい活動休止するんだろう。15年も待ったんだから、1年や2年くらいは待つけどさ。

でもメンバーももう若くないから見れるうちに見ておきたいという気持ちと、もう若くないから長く活動するためにも無理しないでほしいという気持ちと。複雑です。

ホント、ファンを不安にさせたり、泣かせたり、試練を与えるバンドだよね……。でも、そのうわべだけじゃない人間らしさにフォーカスしているところが魅力的だし好きなんだけど。

コメント