片付けのプロ目線で見る『魔法のリノベ』第2話

私たちライフオーガナイザー(思考の整理からはじめるコンサルティング型の片づけ支援サービスのプロ)がこの夏注目しているドラマ『魔法のリノベ』。

第1話の感想ブログはこちら↓

第2話は『一緒に寝たくない家』。さっそく、片付けのプロ目線でドラマの感想をUPしたいと思います~

第2話あらすじ↓

小梅(波瑠)は、後輩の久保寺(金子大地)に二股をかけられ退職に追い込まれた失恋談を、玄之介(間宮祥太朗)は、妻と自分の弟が駆け落ちした哀れなエピソードを打ち明けた。互いに傷をさらけ出したことで、『まるふく工務店』新・営業コンビは、一気に距離を縮める。

小梅は、営業成績の悪い玄之介を一人前の営業に育てあげるべく、寝室のリノベーションを考えている河内千聖(水野美紀)・享明(野間口徹)夫妻との打ち合わせで、自分が手本を見せると意気込む。ところが、河内家で顔を合わせた相見積もりの競合相手は、小梅の古巣であるグローバルステラDホーム。担当はこともあろうに久保寺で、小梅は元カレの挑発に心をかき乱される。

ストーリー|魔法のリノベ | 関西テレビ放送 カンテレ より引用

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いるいる!プロよりプロっぽいお客様

今回のゲスト、河内夫妻を演じるのは水野美紀さんと野間口徹さん。その水野美紀さん演じる河内妻が自作の企画書的なものを作っていて最初の打ち合わせで渡しているんですけど、それがすごい!

今回のリノベのコンセプトとか(プロっぽい!)、リノベの内容とか、クライアント(自分たち)の属性とか。簡易的なフォーマットではあるけど、自分たちの要望をあらかじめ書面にまとめておくあたり、なかなかやり手なお客様。

よーーくみると、妻は営業職って書いてある。なるほど。

***

片付けの現場だと、多くは「片付けたいんだけどどうしたらいいかわからない」方なので、『お伺いして話を聞いてその内容をまとめて作業の方針を決めていく』流れが多いんです。けど、今回のように既にある程度プランがまとまってて、プロ顔負けのシートを用意される方もたまにいらっしゃいます。

プロっぽいお客様の場合に難しいのが、要望通りにやることを求められているのか、それともそれを踏まえてのプロならではのプランを提示することを求められているのか

これってお客様にもよるし第2第3のプランの提示の仕方にもよるのでこれが正解!はないんですけど、もし前者のお客様だったとしても「自分たちの考えたプランよりもいいんじゃない!?」と気持ちが変わることもあるので、こちら側としては腕の見せどころですよね。

第2話では、お客様が作ったシートに書かれたプランは当て馬で、本当のリクエストは別。でも、本当のリクエストもなんか違うんじゃ……からの第3の提案が採用されたところは、「やったね!」って思いました!

今回はコンサルティングのお手本回

まずは聴くこと。お客様は話したい

冒頭、小梅が玄之介に営業のコツを話しているシーンがあるんですけど、片付けの仕事をこれから始めようと思っている人や始めて間もない人は永久保存版的な内容!

すんごいいいこと言ってます。

  • 普段の様子が見たいから片付けないでとあらかじめ伝える
  • この人になら任せられると安心感を与えること
  • 営業トークはしないでまずは聴くこと

まんまライフオーガナイザー1級講座で言ってることじゃん!

あ、これも営業トークか(笑)

でもね、本当にそうなんですよ。「ありのままのお宅を拝見するために、事前の片付けはしないでくださいね」は必ず初回訪問前にお客様に言ってます。

あと、言葉のキャッチボール。これ、ほんとに難しいです。

お客様のことが聞きたいからと質問攻めにしすぎるのも良くないですし、自分がペラペラ話しすぎるのもよくない。しかも、それが営業トークだとしたら目も当てられない。

キャッチボールしてるつもりが、相手の投げたボールを取らないで自分が持ってる新しいボールを投げ返してたりとかね。これ、年取るとやりがちなので、私も気をつけてます……。

トラブル発生。クレームこそ大事

第1話は小梅のスゴ腕さにスポットが当たっていましたが、今回は玄之介のターン。

詫びの玄!笑笑。間宮くんいい演技してましたね笑
玄之介の土下座が窮地を救いましたね~。

そーなんです!
小梅は仕事できる人、玄之介は仕事できない人、ってレッテルはられてましたけど、そうじゃなくって。人にはそれぞれその人が輝ける場があるんですよね。よい回でした。

***

仕事にクレームはつきものですからね。

さすがに私は土下座はしたことはありませんが、こちらの不手際によりご迷惑をおかけしたことはあります。

ミスしないように気をつけるのはもちろんなんですけど、もっと大事なのはミスしたあとの対応。ミスしたあとの対応によってはミスする前よりも信頼して頂ける場合もあるんですよ。

今回は玄之介がうまーく収めましたね!

あと、玄之介が言ってたセリフ

「お詫びする機会をいただけてありがとうございます」

これですこれ。ここすんごく大事です!嫌な思いをしたときにそのことをちゃんと伝えてくださる方もいらっしゃるんですけど、直接言わない方もいらっしゃいます。

実際、片付けの現場でも、「以前別の方にお願いしたことがあるんですけど……」とおっしゃられる方今までに何人かいらっしゃいました。

私としては自分に頼んでもらえて嬉しい気持ちもあるけれど、同じように私に本心を言いにくくて別の片付けのプロに頼み直す人もいるんだろうなぁ、私が知らないだけで……と思ってます。

だから理想は、何かあったら(良いことでも悪いことでも)何でも相談できる立場。「クレームがない=いい対応をしている」と勘違いしないようにしたいなと思ってます。

1点突っ込ませてほしい!ビフォーの間取り

1点言わせてほしい。

今回リノベ対象の3畳のスペース。ここ、図面では『洋室3』ってなってる。

これ、洋室と表現するのはちょっとどうなのーー。窓がない3畳だったら納戸かサービスルームになると思うんですけどーー。

窓なし3畳ってちょっときついですよ。しかも将来子供部屋にするつもりだったって(汗)。

よくみると洋室3の周りもちょっと不思議な間取りしてます。想像ですけど、2LDKの間取りに無理やり3畳の洋室入れ込んじゃって、つじつま合わせるために廊下が変な感じになっちゃったのかなぁ。

注)原作は窓あり3畳でした。

今回のビフォーアフター

今回のビフォーアフター。個室にしたいときは引き戸を閉めて、二人で過ごしたいときは引き戸を開けられるように変化した間取りで楽しんでいる河内夫妻の様子がエンディングで流れました。

実際の放送ではエンディング曲に乗せて流れるのでお二人の声が入ってないんですが、声ありバージョンを公式ツイッターがあげてるのでぜひ見てみてください!

水野美紀さんホント好きですwww

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