大半の県では緊急事態宣言が解除され、残されたのは東京神奈川千葉埼玉の一都四県と北海道。このままいけば来週には全面解除の兆しが見えてきましたね。
2月下旬に休校になってから約3か月!長かった……
わが家の子たちは保育園組なので、子どもたち全員とこれだけ長く家で過ごすのは人生で初めての経験でした。
せっかくなので、自分のブログでも自粛期間の様子や感じたことなどを残しておくことにしました。
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片づけ収納ドットコムで、休校中の生活リズムについてのまとめ記事でわが家の事例も紹介されてます。
※以下、あくまでもわが家(母が在宅可能・子は中高生)の話なので、状況ちがうご家庭にとってはなんの参考にもならない話であることは初めにお断りしておきます。
時間割の存在は偉大だった
学校が休校になって、何のしばりもない世界にぽーんと放り出された子どもたち。
1日をどう使うかは自分次第。
自由な状態って最初は好きなことできてうれしいけど、だんだんそれだけじゃないことに気づく。自由ということは何をしてもいいけれど、何をするかを自分で決めなければいけない。『自由』を使いこなすのはけっこう難易度が高いのだ。
大なり小なりそれに気づけたのだとしたら、この休校期間も子どもたちにとって意味のある経験だったのかもしれません。
好きなことをする・勉強する・体を動かす
子どもたちには、大まかな時間割を考えるように言いました。「何時から何時まで」とかじゃなくて「午前中に勉強」とかその程度の大まかさ。
ホントは、細かく決まってる方が楽。決まってれば、その都度何するかを考えなくてもいいんだから。
でも、ルールを決めるってことは「決められたルールを守ってるかどうか」をチェックする人が必要になるってこと。学校でいうところの先生の役割をする人が。ルールが細かくなればなるほど『おうち先生』の負担は増します。
だから大まか。
生活に必要な三本立て。好きなことをする・勉強する・体を動かすの時間を3つができるよう時間の使い方を考えて、と言いました。
テレビの時間をあえてとる
わが家では、緊急事態宣言がGW明けに延長されたタイミングで、U-NEXTに加入しました。今は解約しましたが、また同様のことが起こったらなんらかの配信サービスに加入します。
ただ、1日中テレビがつけっぱなしになることは避けたいので(子どもたちがどうこうというより「私がリビングで仕事してるから」が一番の理由)、あらかじめ何をいつまでに見終えるか大まかに考えてもらいました。そうじゃないと一気見しちゃうんで。
ちなみに、配信サービスに加入するとテレビを見る時間が増えるんじゃないの?って心配される方へ。
その通りです。その通りなんですがいいことが二つありました。
2.テレビ放送を見る時間が減る
1.は、スマホ持ってるような子に対して『テレビはダメ』と言ったところで、テレビがダメならスマホで見るだけ。テレビという手段が禁じられたにすぎません。それならいっそのこと大画面で見たほうがずっとマシ。
2.は機械としてのテレビの使い方の話。テレビを配信サービスを見るために使う時間が増え、相対的にテレビ放送そのものを見る時間が減りました。これはいろんな意味でよかったです(理由はまた改めて)。
『休校』という言葉の誤解
次は勉強について。
3月はコロナウイルスがよくわからない得体のしれないものだったし、先の状況も見当がつかず休校となり、時期的にも学年のはざまだったので、今思うと『学校は休み』という認識が強かったです。
4月になって年度が変わり、だんだん世の中の状況も見えてきて、わが子を振り返ってみると「うーーん。これはまずい」と思いました。今は建物としての学校に行けないだけで制度としての学校が休みなわけではないんだと。「休校」という言葉の認識の違いです。
真面目な話、今回のコロナウイルスの件で『休校』に対する認識が変わりました。
今まで、インフルエンザとかで休校になったときは学校が休みという認識だったけど、学校に行けないだけで学ぶ機会が止められてるわけじゃない。
「休みだと思ってたら実はそうじゃなかった」って話だから、休校が解除されたらヤバい……
それに気づいて、子どもたちには「今は学校に行けないだけで、学校が始まってないわけじゃないんだからね!!!」とうるさく伝えてます。
「言わなくてもわかる」なんてごく一部の頭の回転のいい子の話。こと勉強に関しては、言わなきゃわかんない子も大勢いるのだ。(SNSなんて気にせず)胸を張って小うるさい親になりましょう笑。
在宅勤務の心構え「今日は休日ではない」
今回、割と早い時期に私は子どもたちに向かってこう宣言しました。
「朝やお昼は自分のタイミングで食べてね」
そのための準備(わが家の場合、生協の冷食やナナコカード(セブンでの買い物用。いちいちお金ちょうだいって言われなくて済む)などがそれ)はしました。代わりに、手作りがんばることは捨てました。
おかげで、仕事に集中しているときに「おなかすいたー」で中断することを減らせました。が……
4月末くらいから夫が週に数日の在宅勤務となりまして。夫は自分で料理をするので夫が在宅になったからと言って私がどうこうということはないのですが、夫がお昼のタイミングで子どもたちにも声をかけ、お昼どうするこうするがはじまり、お昼のタイミングがあわないことに夫がストレスを感じているようでした。
夫を見て思ったのが、割り切り大事!!
冷たいようだけど、家にいるけど休みなわけじゃないから。平日だと思って過ごさないと自分が疲れます。
家事もやって仕事も同じようになんてできないよ!!ってことが世の中の多くの人(主に男性)に伝わったのだとしたら、この外出自粛は大きな意味があったのではないでしょうか。そう願いたい。。。
オンライン化による体への影響
目への影響
もともと私自身がネットジャンキー(今どきネットジャンキーって使わないか…)的なところがあるので、PCに向かってる時間はふだんから長いのですが、zoomを使う機会が急増することで起こった変化が目の疲れ。
平たく言えば、老眼が進みました……
「もともと普段からよくパソコン見てるのに、なんでだろう?」
と疑問を夫にぶつけたら、「動画だからじゃない?」とあっさり返答。
なるほど、仕事上の打ち合わせとはいえオンラインだと長時間ビデオを見てる(しかも至近距離で!)のと同じだもんなぁ。
と同時に、私けっこう動く(ずっと同じ姿勢でいるの苦手。リアル講座でも同じ姿勢でずーーっとしゃべるの苦手なので板書したりして動く)ので、「画面の向こうで見てる人を疲れさせてしまったかもしれない」と反省……
それ以降は、参加者側の場合に限りますが、可能な範囲でビデオオフにしてます。
耳への影響
zoomが増えたことで目への影響を感じたと同時に、耳への影響も感じました。
私は外出自粛要請のタイミングでヘッドセットを買いそびれまして。「まあいいか」とiPhone付属のイヤホンでしのいでいましたが、けっこうな負担。
これも、私はもともと割とイヤホンをよく使っていて、移動中とかはずっと音楽を(まあまあ大き目の音量で)聞いてますが、連続して使うのはせいぜい1時間とかその程度。連続2,3時間の使用は、昔は帰省時今はライブ遠征時くらいです(笑)
「これは耳の病気増えるだろうなぁ~」
なんて思っていたら、上の子がなりましたよ。耳が痛いと。
医者に行くのをめんどくさがる娘に、「学校始まったら忙しくて行けなくなるんだから、今のうちに医者に行ってこい!」と無理やり行かせたところ、炎症起こしてました。はっきりした原因はわからないけれど、長時間イヤホンをつけていることで蒸れて菌が繁殖したのかも? 先生からも「これは痛かったでしょ~」と言われたとか。
私、カナル型のワイヤレスイヤホンが欲しくて、買うかどうしようかずっと迷ってるんですが、音楽用とは別にやっぱりヘッドセット必要ですね。落ち着いたらオンライン学習に備えて子どもたち用にも買っておこうかなぁ。
骨伝導タイプも気になります。こーいうの。高いけど。。。
おわりに
平成は自然災害が多かった時代でしたが、令和は目に見えないもの――ウイルスやネット上の中傷など――に対してどう対応するかが問われる時代になる気がします。
そんなわけで、日本中の人が経験したことのないこの状況、振り返っておきたいと個人的に思っているので、【外出自粛中の振り返り②】も書くつもりではいますが、どうまとめようかと考えているところです。。。