わが家の家づくりを振り返るシリーズ、『無印の家のつくり方』。
今回は第5話。
↓『無印の家のつくり方』【契約編】の一覧はこちら↓
■第2話:理想と現実のギャップ
■第3話:子ども部屋に思うこと
■第4話:注文住宅という選択肢
■第5話:はじめての「無印の家」 →この記事です
■第6話:2階建て vs 3階建ての結末
■第7話:土地決定。一大プロジェクトスタート
注文住宅はハードルが高かったけれど、無印の家には興味がある。
そんな中、自宅からほど近い、港北ニュータウンに無印の家ができることになり、速攻で内覧会の申し込みをしたところまでが前回のお話でした。
ほぼイメージ通りの空間
できて間もないモデルハウスは、木のよい香りがしました。
柱や梁を見せる作りになっているのが特徴のひとつで、見た目的にも木の温かみが感じられます。
ただ、見学前に気になっていたのは天井高。
一般的な住宅の天井高は2.4mですが、木の家の天井高は2.3m。1m違います。
モデルハウスに入って、やっぱり天井が低いなと感じました。でも不思議なことにその印象は、しばらく室内にいるとなくなってきます。
吹き抜けの存在です。
天井高は低めでも、上下の空間に抜けがあることでむしろ開放感が強くなるのは、体感してみて初めて分かることでした。
さらに2階は壁のない一室空間。この「決められてない」感が無印っぽい。
何にでも対応できるフレキシブルさ、魅力的です。
ネットで見ていたイメージ通りでした。
営業さんから出された宿題
ひと通り見学させてもらったあとは、営業の方と話をしました。
このとき、夫にどのくらいその気があったのかはわかりませんが、私は「無印の家を建てたい」ほうに気持ちが傾いていました。
結果的にこの内覧会がきっかけで、家を建てることを具体的に考えるようになったのですが。
ただ、まだこの時点では、「いますぐ家を建てたいわけではない。希望を満たす土地と出会えたら建てたい」という、売る側から見たらお金にならなさそうなお客でした。
このときに営業さんから、
- 新居に絶対ほしいもの
- 新居になるべくほしいもの
- 新居にあったらいいなと思うもの
夫と私でそれぞれの希望を洗い出してみてください、という宿題?を出されたんです。
ただし、このとき、
「二人で相談はせずに、あくまでも自分の希望を出してください」
この『自分の』希望であることがホントに大切。
この話、去年のチャリティイベントで登壇したときにしたんですけど。
だれかの「いい」は、だれかの「いや」かもしれない
私自身、仕事を通じて感じるのが、家族で住む家なのに誰か一人の希望ばかりが通ったら、ほかの人は不満なんじゃないか?ということ。
ちなみに、私たちの回答がどうだったか?というと、夫も私も絶対欲しいものの1位が「3人分の子ども部屋」。
ここが一致していたのはよかったです。
それ以外は一致していることは見事にありませんでした
希望を間取りに落とし込んでわかったこと
宿題を提出後、2度めのモデルハウス訪問。
具体的な話は進んでいませんでしたが、とりあえず、宿題を踏まえて仮の間取りをプランニングしていただきました。
そこで分かったのが、現実的な条件を考えると、2階建てではなく3階建てになるということ。
「学区が変わらない」範囲で土地を買い、「子ども3人分の部屋が取れるだけの広さ」の家にするためには、予算的に3階建てでないと無理。
一戸建てにあこがれはあったけどそれは2階建てが前提で、3階建ては頭の中にまったくなかったので、またまた悩むことになりました……
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