わが家の家づくりを振り返るシリーズ、『無印の家のつくり方』。
今回は第3話。
↓『無印の家のつくり方』【契約編】の一覧はこちら↓
■第2話:理想と現実のギャップ
■第3話:子ども部屋に思うこと →この記事です
■第4話:注文住宅という選択肢
■第5話:はじめての「無印の家」
■第6話:2階建て vs 3階建ての結末
■第7話:土地決定。一大プロジェクトスタート
前回の中で、『条件を満たせは戸建てにこだわらない』と書きました。
- 学区が変わらない
- 子どもたち一人ひとりの部屋がとれる広さがある
学区については、前回書いたように自分自身が引っ越しした経験から。
今回はもう一つの条件、子ども部屋について思うことを書きたいと思います。
区別は必要、でも差別はしたくない
兄弟姉妹のパターンは、子どもの人数や性別・年齢差によってさまざま。
子ども部屋の片づけが、本やネット上の一般的な方法じゃうまくいかない理由のひとつが、このパターンの多さ。
子どもに接するスタンスについて、私の考えは、
年齢や性別で区別するのは必要だけど、基本的には平等に扱いたい
わが家の場合、性別はいっしょ、年齢は3才差で下二人が同い年。タイミングによって年齢による区別は必要だけど、差別はしたくない。
「今の家にそのまま住むならまだしも、どうせ家を買うんだったら、みんなに同じように部屋を与えられるようにしたい」
中途半端な要望しか満たせない家にお金を払うのはもったいない(それなら買わないほうがまし)というのもあり、家を買うならこの条件は譲れませんでした。
この「どうせ○○なら××したい」って、ストレングス最上志向?利き脳右左タイプ?っぽいかも?!
リビング学習といえば聞こえがいいけれど
昨年のオーガナイズチャリティイベント@神奈川で講演の機会をいただいたときに、子どもの頃の自宅の話をしたことがあります。
私の居場所はここ。
6畳の居間の一角に勉強机とカラーボックス1つ。小中高の大半がこれです。
プライバシーまるでなし(苦笑)
今でいうリビング学習の走りといえば聞こえはいいんですけど、このカラーボックスのすぐ脇がテレビ台ですよ。
思春期真っただ中の子どもとしては、居心地悪かったですねぇ。
大切なのは「部屋」よりも「空間」
一人部屋がなかったのは住宅事情的にしかたがないことなのでまあ置いといて。
何がしんどかったかというと一人になれるときがないこと。
プライバシー一切なかったです。一人になれるのはトイレとお風呂くらい。
今でも、トイレとお風呂に入っている時が落ち着くのは、この経験からくるものなのかも!?
自室がない生活が長かった私ですが、どちらかと言えば”子ども部屋不要派”です。
ただ、子ども時代の、このような経験を経て子ども部屋に思うのは、子ども部屋が必要なのではなく、一人になりたいときに一人になれる空間が必要だということ。
子ども部屋はせまくてもいいんです。
ただ、子どもが一人になれる空間は必要だと思っています。
第4話はこちら。
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