自粛が続いていて曜日の感覚がなく、今日が祝日だってことに気づいてびっくりしましたよ……
外出自粛となり仕事にも影響が出てはおります(が、取材など電話やオンラインでできる仕事はしています。ありがたいです)が、時間に余裕ができたので、そのぶん子どもたちの勉強を見ることにしました。
うちの子どもたち、勉強が苦手です。あんまり細かいことまでさらすのはいくら家族とはいえどうかと思うので詳細は書きませんが。
勉強を教えるのって意外と時間がかかり、1日があっという間に終わっていきます。教えるって大変……
ということで、今日のブログは片付けとは全く関係がありません。書いてる本人は、別に勉強を教える仕事をやっているわけでもないごく普通の親が、中学生の子に勉強を教えるときに意識していることを書きました。
「なんでわからないの?」と言わない
「なんでわからないの?」と言われても、わからないものはわからない。
特に勉強が苦手な子ほどそう。
だから「わからない理由」を聞かれても困るんですよ。
聞かれた本人にしてみれば「それがわかれば苦労はしないよ!」でしょうし、聞いてる側にしてみてもたいていは納得する答えが帰ってこないです。不毛な問いです。
これがわかるようになるまで時間がかかりましたねぇ。
わからない理由が答えられるためには、わからないものに対してのある程度の理解が必要です。わからない理由を考えさせるのに時間を費やすくらいなら、説明して理解してもらうに切り替えたほうが険悪な雰囲気を防げます(笑)
親が知ってることではなく子どもが知らないことを教える
このことに気づくのも時間がかかりました(^_^;)
教えるってのは、話し手が知ってることじゃなくて、聞き手が知りたいことじゃないとボタンの掛け違いになっちゃいます。
私は仕事で講師業をすることがありますが、振り返ってみれば講師をやり始めた頃は自分が知っていることばかり伝えてました。ダメダメですよね。
ただ、仕事で講師をやる場合、聞き手からの「この話が聴きたい!」が発端なのでミスマッチが起こりにくくはありますが、今回の場合は聞き手(=子)は別に勉強なんかしたくないわけですから、「親の知識のひけらかし」なんてまったく興味ないわけですよ。
「親が知ってることを教える」って、親が子に勉強を教えるときに意外と陥りやすいことだと思うんですよねぇ……。みなさんもご注意を。
なぜ間違えたのか?間違えた理由は考えてもらう
冒頭で「なんでわからないの?」とは聞かないと書きましたが、それは問題が解けなかったとき。問題が解けたけど間違えたときは必ず間違えた理由を考えさせるようにしています。
私が勉強を見てるのは英語と数学なんですが(それしか見れない)、たとえば計算問題で間違えたのはなぜなのか?どの計算のルールで間違えたのか?それとも単なる計算ミスなのか?をチェックしてもらうようにしました。
(うちの子たちは途中式を書かないので、まずそこからでしたが……)
これは、どこまでわかっててどこからがわかってないのかを切り分けるため。
まんべんなく教えるには時間も技量もないので、効率よくやるためにはピンポイントで教えること必須です。
どの単元の何を勉強してるかを明確にする
子どもたちに勉強を教えるにあたって、ものすごーくいろんなサイトを検索しまくりました。その中からこれはいいと思ったサイトをいくつか参考にしてるんですが、最近数学でお世話になっているのがこちらのサイト。
今、関数の見直しをしてるんですが、中学数学にはどんな単元があって学年が上がっていくとどういう関係性があるのかが説明されていて、高校になると計算でも図形でもない単元は全部関数(かなり意訳。詳しくはリンク先でご確認ください)といっていいくらいだとか。
へーーーー知らなかった!!!
中1数学って、1次方程式の次が関数(比例反比例)なんですけど、うちの子完全に1次方程式の上位版が関数だと思ってるよ……。
さっそく、今どの単元の何を学んでいるのかができるだけ体系的に理解できるよう、意識することにしました。
IKEAの黒板だと小さいので不便……(汚い字で失礼)
準備に時間をかけよう!!!
そんなわけで、この休校中は部活もないし、勉強をやり直すのは絶好のチャンス!とばかりに強制的に勉強をやらせています。
でも、教えるのってホント大変。
事前に、今日はどの単元をどこまでやるか?身につけることは何か?いい練習問題(=うちの子のレベルに合った問題)はないか?とか。単元ごとの練習問題ってよくありますけど、そうじゃなくていろんな単元の問題が混じったやつがいいんですよねぇ。
まあ、とにかく探すのに時間がかかっています。下の子たちに勉強教えてると、たまに上の子も「私も教えて!」とかやってきますけど、いやいや高校数学なんて初見で教えるの無理だから!!
下の子たち二人をいっしょに教えるだけでも大変なのに、学校の先生はこれを30何人もいっぺんにやってるんだもんなぁ。すごいよなぁ。ホント、学校のありがたみを感じています。
早く学びの場が戻ってきてほしいです。