先日のツイッターのつぶやきより。
先月から今月にかけて、お客様に提案する商品をいろいろネットで調べまくっていたんですね。
で、ふと思ったんですよ。「この内容をブログに書けば一石二鳥的な?ほかにも同じようなものを探している人に役に立つかもしれないし、ブログも更新できる」と。
というわけで。
普段どんなふうに収納提案の候補アイテムを選んでいるのか。
今回はちょうど自宅のコンテナボックスを買い替えたいと思っていたところなので、コンテナボックスを調べまくって候補リストを作ってみました。
条件は2つ。
- 手持ちのポリタンクが2つ収納できること
- 現在のコンテナ(W約50×D約50×H約45cm)と同じような大きさであること
さっそく、これを満たす候補を探していきます。
候補の候補から候補リストを作成
まずはGoogle画像検索。
良さげなものはどんどんタブを新しく開いていきます。ECサイトだけでなく個人のブログやSNSからたどるときもあります。
調べてるときのブラウザのタグはこんな感じ笑
一通り調べ終わったら、次は開いたタブをひとつひとつ確認していきます。
開いたタブをひとつひとつチェックしていって、「これはちょっと違うかな……」をふるいにかけてできた候補リストがこちら。
メーカー・ブランド | 商品名 | 色 | サイズ(外寸) | サイズ(内寸) | 容量 | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
① | JEJアステージ | ホームボックス 620 | ブラウン ライトグレー | W62×D44.3×H44.5cm | W50×D34.5×H41cm | 68L | 1,782円(amazon) |
② | JEJアステージ | ホームボックス 620(Amazon限定) | ダークグレー | W62×D44.3×H44.5cm | W50×D34.5×H41cm | 68L | 3,037円(amazon) |
③ | JEJアステージ | ホームボックスプラス 620 | ブルー | W62×D44.3×H48.5cm | W50×D34.5×H45cm | 68L | 2,327円(amazon) |
④ | JEJアステージ | ホームボックスプラス 620(限定カラー) | ブラック×カーキ ブラック×グレー オールブラック | W62×D44.3×H48.5cm | W50×D34.5×H45cm | 68L | 3,500円(楽天) |
⑤ | グリーンパル | スペースボックス 620 | アイボリー | W62×D44×H49cm | W53×D36.5×H44cm | 70L | 2,685円(amazon) |
⑥ | ベストコ | Boite ガレージ ベランダコンテナ 70L | ブラウン カーキ ブラック | W62×D44×H49cm | W53×D36.5×H44cm | 70L | 2,178円(楽天) |
⑦ | アイリスオーヤマ | 密閉バックルストッカー KB-540 | アイボリー/ベージュ ダークブルー | W54.8×D47×H49.8cm | W45×D37×H41cm | 69L | 2,980円(アイリスプラザ) |
⑧ | アイリスオーヤマ | ワイドストッカー WY-540 | グリーン/グレー | W54.5×D44×H45.5cm | W45×D35.5×H41cm | 60L | 1,480円(アイリスプラザ) |
⑨ | 天馬 | ベランダボックス80 | ブルー | W62×D49×H46cm | W53.1×D38×H41.9cm | 80L | 2,444円(amazon) |
⑩ | アークランズ | 丈夫な多目的 収納ボックス 80L | グリーン ブラウン | W62×D49×H46cm | 公式サイト記載なし | 80L | 2,180円(楽天) |
⑪ | ナフコ | ベランダボックス 80L | ダークブルー | W62×D49×H46cm | W53.1×D38×H41.9cm | 80L | 2,680円(ナフコオンライン) |
⑫ | 天馬 | 大きく開くコンテナー | チャコールグレー | W62×D50×H50cm | W52.2×D36.9×H42.4cm | 95L | 2,982円(amazon) |
この中には同じメーカー製の色違いなんかもあったりするので、種類ごとに大まかにまとめるとこんな感じです。
- JEJアステージの『ホームボックス』『ホームボックスプラス』(①~④)
- グリーンパルの『スペースボックス』(⑤・⑥)
※グリーンパルとベストコはグループ会社らしいので多分⑤と⑥は同じもの - アイリスオーヤマ2種(⑦、⑧)
- 天馬の『ベランダボックス』(⑨)、アークランズの『丈夫な多目的収納ボックス』(⑩)、ナフコのベランダボックス80L』(⑪)
※⑩のアークランズはホームセンタームサシ、ビバホームのプライベートブランド(PB)商品なのので多分天馬のOEMっぽい - 天馬の『大きく開くコンテナー』(⑫)
ここからはそれぞれの特徴に着目していきます。
サイズの違い:横幅と高さ
横幅:一般的な62cmとコンパクトな55cm
調べてみると、灯油タンクが2本入るコンテナは幅62cmが主流っぽい。
これはおそらく、18Lの灯油タンクだけでなく20Lの灯油タンクにも対応するためと思われます。
20Lの灯油タンクを持っている人、もしくは今は18Lだけど20Lに買い替える可能性があるかも?なら幅62cmタイプをチョイス。
逆に18Lの灯油タンクを持っている人で省スペースで収納したいなら幅55cmタイプの⑦か⑧が良さそう。設置スペースに制限なければ幅62cmタイプを選ぶのもアリです。
うちは18Lなので幅55cmタイプもアリ。
サイズ面ではこっちのほうが今と変わらない大きさでいいかも・・・
高さ:基準は41cm、直付け電動ポンプごと収納ならそれ以上
「灯油タンク収納OK」と謳われている商品は高さ41cmが基準となるようです。
逆にいうと、たとえば無印のこちら↓
内寸の高さが29cmなので、あのよく見かける赤い灯油タンクは入りません。
無印のはそもそもリス社の「トランクカーゴ」のOEMなので、正確には無印というよりトランクカーゴに灯油タンクを収納することができないといったほうがいいですね。
高さについては、手持ちのポンプがタンクに直付けするタイプなら
があたりが候補。
ポンプとタンクの組み合わせによっては、
- ⑫天馬「大きく開くコンテナー」
もいけるかも?
わが家は直付けじゃない電動タイプなので高さにはそれほどこだわりなし。
コレを機に直付けタイプに変えるのもありかも?
見た目の違い:色と形
色:「いかにもコンテナ」がいやなら限定カラー
今回調べてみて、本家?にはない販売サイト限定カラーが販売されているものがいくつかありました。
- ②ホームボックス 620(Amazon限定)
- ④ホームボックスプラス 620(限定カラー)
- ⑥ベストコ Boite ガレージ ベランダコンテナ 70L
- ⑩アークランズ 丈夫な多目的収納ボックス 80L(PB商品)
- ⑪ ナフコ ベランダボックス 80L(ナフコオリジナル)
いかにもコンテナ、みたいなのが嫌な人は限定カラーからチョイスするのがよいかも。
けっこうネットを探したつもりですが、もっと探せばほかの限定カラーや別注カラーを販売しているサイトがあるかもしれません。
個人的には見た目はけっこう優先順位高し!
候補の中では「amazon限定のホームボックス」が一番好み!
形:天馬の『大きく開くコンテナー』が変わり種
形についてはだいたいが同じ形状なところ、⑫天馬「大きく開くコンテナー」だけが手前が低くなっていて、灯油タンクのような大きくて重いものを入れやすそうです。
天馬公式によると設置場所によってふたの開き方が変わってくるとのこと。大きく開くかどうかは、壁からどの程度離して置くかによって変わってくるのでご注意を。
大きく開くコンテナを設置する位置が壁からの距離によって、フタの開く幅が異なります。
【天馬公式】大きく開くコンテナ|壁からの距離と蓋の開く幅についての詳細
●商品を壁にぴったり置いた時のフタの開きは約10cmです。(壁からの距離が約0cmの時)
●背後の壁から商品を1cm離すとフタは約25cm開きます。
●背後の壁から商品を2cm離すとフタは約30cm開きます。
●背後の壁から商品を3cm離すとフタは約35cm開きます。
●壁から商品を10cm以上離すとフタが全開になります。
天馬の「大きく開くコンテナ」は出し入れしやすそう。
灯油を入れるのは夫なので意見を聞いてみたいかも。
価格の違い:1000円台から3000円台まで
今回はスチール製や木製などの高価なものは候補から除外したので、候補リストの価格帯にそれほど大きな幅がありません。
とはいえ、一番高いものは一番安いものの2倍以上するので、金額重視なら
あたりが候補となるでしょう。
あと、たとえば①の色違いである②のAmazon限定色は3,037円と、色が違うだけで1000円以上値段が変わります。このあたりをどう捉えるかも人によって分かれそうです。
自分的には②がいいけど1000円以上違うのか…
たくさんあるものの中から選びやすくするのが仕事です
今回は自分のものを例に挙げましたが、仕事でも同じような感じでやっています。
たくさんある商品の中から(俯瞰)
条件に合う商品をピックアップし(最適化)
その人にとってのメリット・デメリットをまとめる(関連付け)
ここでいちばん大事なことは『条件』。
前提条件違えば選択肢も変わります。
今回の記事は『灯油タンクが2個入るストッカーを探している人』にとって役に立つ(と思いたい)けど、3個入れたい人にとって本記事はなんの役にも立たないですから。
商品選びって大変なんですよ~。
***
今回この記事書いてみて思ったのは、「このアイテムがおすすめ!」的な、ひとつのアイテムを推す記事は自分が使ったものじゃないと紹介できないからなかなか記事書けないけど、このパターンだったらいくらでも記事かけそうだ笑
で、結局わが家は何を選んだか?
それについて後で追記したいと思います!