気づけばこのブログ、ずっと”モノ”の話ばっかり。
いいかげん、本業のオーガナイズ(整理収納)記事も書かないと、”このブログはいったい何ブログなんだ??”って思われかねないので、今日は久々にその手の話。
タイトルみて、「ええー吉川さん、なんてこというの!?」って思う人もいるかもしれないけど(笑)まずはこちらの記事をどうぞ。
半年前のになりますが、片づけ収納ドットコムの担当記事です。読んだら戻ってきてくださいね。
『悩んでいること』と『困っていること』は違う
この二つ、似ているようで違います。
たとえば、みなさんがどこかに向かう途中で電車が止まってしまいました。
「待ち合わせに間に合わないかも。困ったなぁ……」
そう思うのではないでしょうか。
このとき「困ったなぁ、どうしよう!?」とはなっても、「悩むなぁ、どうしよう!?」とはなりませんよね。
まぁ、これはたとえ話というか、私自身によく起こることでもありますが(苦笑)
『困っていること』は解決策が見つけやすい
今のたとえでいうと、『悩んでいること』と『困っていること』はこんな感じでしょうか。
- 悩んでいること=時間にルーズである
- 困っていること=(ギリギリに家を出るので)途中で何かのアクシデントが起こって遅刻することがよくある
つまり、
困りごと=具体的な出来事が起こり、それによってよくない結果となった事実
悩みごとは「何に対して悩んでいるのか」が漠然としているケースも少なくないですが、困りごとは違います。
具体的な出来事に対して困ってます。
だから、お困りごとのほうが解決策が見つけやすいんです。
「具体的な出来事を起こらないようにするためにはどうすればいいか?」を考えることで解決策が出てきます。
感情をどうこうするのは難しい
だからこそ、タイトル『私ができるのは片づけの悩みを解決することではありません』なんです。悩みって精神的なものが多く、その人の受け止め方や感じ方によって大きく左右されるものだから。
私は片づけを仕事としていますが、メンタル面の悩みを解決するスキルもノウハウも持ち合わせていません。
この点は仕事をする上で非常に気をつけているところで、私ができることは『困りごと』を解決することであり『悩みごと』を解決することではない、と片づけの効果を過信しすぎないようにしています。片づけたらすべてが解決しますよ、的なね(笑)
もし、片づけて悩みごとが解決されたとしたら、それはお客様自身の力。
ちなみに、ライフオーガナイザー協会では、頭と心のオーガナイズをサポートするためのスキルを専門的に学ぶメンタルオーガナイザー資格認定講座というものがあります。
部屋だけでなく心のオーガナイズをしたい方は、メンタルオーガナイザーの資格を持っているライフオーガナイザーにご相談ください。
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ということで、若干自分の手の内というか(苦笑)、まあすでに片づけ収納ドットコムに公開されてる内容ではあるんですが、片付けの問題を解決するときの考え方について書いてみました。
この二つを切り分けて考えてみると、解決策が思いつきやすくなりますので、片づけに悩んでいる人に(片づけに悩んでいる人をサポートする人にも?)お役に立てたら嬉しいです。
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