キッチンや洗面所、トイレなど、ちょっとしたすき間を収納スペースに変えてくれる『つっぱり棒』。
このブログを読んでくださっている読者のみなさんも使っている方、いらっしゃるのではないでしょうか。釘が打てないところでもつっぱり棒なら大丈夫!便利な収納アイテムですよね。
つっぱれる壁さえあれば使うことができるのはとっても便利なんだけど、でも、時間が経つとゆるんで落下する心配があるのも事実。そんなときに是非試してほしいのがダイソーの『つっぱり棒ロック』なんです。
今回は『つっぱり棒ロック』を使ってみた様子とその感想をご紹介します。
『つっぱり棒ロック』とは?
『つっぱり棒ロック』は、U字型のパーツをつっぱり棒の伸縮する部分にはめ込んで使います。はめ込んだパーツがストッパーとなり、つっぱり棒が縮むのを防ぐという仕組み。ダイソーで販売されています。
注意点としては、パーツの外径が約13mmなので、つっぱり棒の伸縮側のポール径が約10mmのつっぱり棒以外には使うことはできません。
と、裏の商品説明には書いてありますが、商品のつくり的に数ミリくらいなら多少太くてもはまりそうな気はします(あくまでも自己責任で!)。基本的に細めのつっぱり棒向けの商品なので、つっぱり棒のサイズをご確認の上ご購入ください。
『つっぱり棒ロック』の取り付け方
実際に取りつけてみました。使ったのは、テレビボードの引き出しの中で使っているつっぱり棒。過去に『片づけ収納ドットコム』にて紹介した場所です。
引き出しを開け閉めしているうちにだんだんとつっぱり棒がゆるんではずれてしまっていたので、このつっぱり棒に『つっぱり棒ロック』を取り付けることにしました。
つっぱり棒の伸縮部分の長さを確認
まずはつっぱり棒の伸縮する部分(つっぱり棒の細い部分)の長さを確認します。
伸縮部分の長さが決まったらマステで目印を付けておきます。このとき、ぴったりちょうどではなく気持ち長めにするのがコツ。私は2mm程度長くした位置にマステをつけました。
『つっぱり棒ロック』をはめ込む
つっぱり棒の伸縮部分に『つっぱり棒ロック』をはめ込んでいきます。
『つっぱり棒ロック』をはめ込んでない伸縮部分の長さが5cm以下になるまでどんどんはめこんでいきます。
『つっぱり棒ロック』をカットする
つっぱり棒の伸縮部分の長さが5cm以下になったら、残りの長さを測ります。
『つっぱり棒ロック』の方にもマステで目印をつけていきます。
カット位置が決まったら『つっぱり棒ロック』をカットしていきます。
ハサミでもカットできますが切り口が歪みやすいのでカッターがおすすめ。力ずくで一度で切ろうとせず、最初は軽く筋を入れる感じで、その筋に沿って二度三度とカッターを入れて切るのがきれいにカットするコツです。
なお、カッターの刃は折ってから使ってね!切れ味が悪いとケガの元ですよ~(元建築模型屋より)。
ちなみに、商品台紙の裏に書いてある「使用方法」には、つっぱり棒に『つっぱり棒ロック』をはめた状態でカットするように書いてありますが、私は上の写真の通りそのままカットしました。
中が空洞なので若干切りにくくはありますが、上述の通り「よく切れるカッターを使って」「一気に切らずに数回に分けて」「(特に最初の1回は)力を入れずに筋を入れる感じで」切ればそのままの状態でも十分きれいにカットできますよ!
カットが終わったらつっぱり棒にはめ込んで完了です。
『つっぱり棒ロック』をはめ込んだつっぱり棒を引き出しの中に入れて確認。つっぱりさ加減もバッチリです!
今のところまだゆるんで落下することはありません。お客様のところにもちょっと前に設置させていただきましたが、落ちることなくしっかりはまっているようです。
ダイソー『つっぱり棒ロック』の総評
特定のサイズのつっぱり棒にしか使用できないことや、ちょうどいいサイズにカットする手間がかかるなどのデメリットもありますが、つっぱっている壁がたわんで広がらない限り、つっぱり棒の落下の心配が減るのはかなりのメリット!
実は、ダイソーでこれを発見したとき、「これすごい~。アイデア商品!!」と感動して、使う予定もないのに買っちゃったくらい笑。
後日お客様のところで使う機会があって、お客様にも「こんなのあるんですね!」とおっしゃっていただけた商品なので、サイズが合うつっぱり棒があるなら試す価値は十分アリ!ですよ~。
以上、ダイソー『つっぱり棒ロック』のレビューでした!