シニアの社会参加支援事業(川崎市教育委員会主催)にて整理収納講座を開催しました

 

11/26に宮前市民館菅生分館にてシニア向け整理収納講座を開催いたしました。

 

例年なら年末に向けてPTAや自治体からのご依頼で講座の開催が増える時期なんですが、今年はやはり企画自体が減ったのか依頼がなく……

今回のシニア向け講座が今年最初の依頼講座でした。

 

対面講座の開催にあたりいろいろなご苦労があったと担当者の方からお伺いしていましたので、無事に開催できて(その後クラスター発生の連絡もなく)一安心です。

 

 

写真ではわかりにくいですが、通常講座の際に使うような部屋よりも広い部屋で、定員を通常の1/3程度に抑えての開催でした。

座席間の距離も、講師と受講生の距離も十分に取っています。

 

そのため、通常よりもゆっくりめに話すよう心がけました。シニア向け講座でもありますし。

おかげさまで、受講後のアンケートに「聞き取りやすかった」とのご感想を頂けました。

 

 

 

講座の後半は防災と片付けを絡めての内容。

川崎市男女共同参画センター発行の『シニアシングル女性のためのサバイバル読本』を参考資料に使いました。

 

こちらの冊子の中の

日々の暮らしの中で続けることでつながる減災

という言葉に共感して今回冊子を配布しました。

 

防災対策として、防災用品を普段のストックとは別に用意できるに越したことはないのですが、みんながみんな十分なスペースがある家に住んでいるわけではありません。

ならば、

  • ふだんのストックを少しずつ多めに持つようにする
  • ふだん使うものがすぐに取り出せるようにしておく

この二つを実践することは、災害時の対策としても通用するのではないか。

そんなことをお伝えしました。

 

また、『情報の整理』の観点からも「昔と今とでは防災対策が違う。知識を見直す必要がある」という話もさせていただき、受講後のアンケートもおおむね好評でした。

 

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今年はコロナウイルスという新たな脅威が起こった一年でした。

どんなことにも完璧な対策は難しいのが現実ではありますが、何があっても柔軟に対応できるよう身軽にしておくことは防災対策としても大事なポイントなのではと思っています。